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子どもたちに伝えたい、お金の「正しい使い方」こんにちは、ファイナンシャルアカデミーグループ代表の泉です。 ファイナンシャルアカデミーグループには、ファイナンシャルアカデミーを筆頭に、研究機関やメディアなどいくつかの組織があるのですが、その中に金融学習協会という一般社団法人があります。 金融学習協会では、社会貢献活動の一貫として、小学生向けにお金の正しい使い方について学べる「ハピプロ」というゲームを作り、様々な小学校を訪問し、開催をしています。 先々週は、東京都小平市にある小学校で開催が予定されていましたが、超大型の台風21号の影響で中止となってしまいました。スタッフは皆、とても残念がっていましたが、また日を改めて開催する予定です。 「子どもにお金のことを教えるのは楽しい!」と、関わるスタッフ全員が声を揃えて言います。 「ハピプロ」というゲームでは、おこづかい帳をベースにゲームを進めていきますが、お金を無駄遣いせず、たくさん貯めた人が優勝するわけではありません。お金の「使い方」に視点を当て、お金の使い方が美しい人が優勝するようになっています。 その鍵を握るのが「ハピ」という、”HAPPY”をもじったポイント制度です。自分の満足のためだけにおこづかいを使ったり、貯金をしても、ハピは貯まりません。家族や友だちのためになることや、社会がよくなること、将来の自分のためになることにおこづかいを使うとハピがたくさん貯まるという仕組みになっているのです。 大人がこのゲームをやると、頭で計算してハピを増やそうと考えてしまいがちですが(笑)、子どもたちはそうではありません。真っ白なキャンパスを持った子どもたちは、「お金は人の役に立つために使うもの」と教えられれば、そのように使うことができるのです。 そんな子ども向けの社会貢献活動を、私たちファイナンシャルアカデミーグループは、これからも想いを込めてコツコツと継続して行っていきます。興味のある保護者の方や学校関係者の方は、私が代表を務める一般社団法人金融学習協会のウェブサイトを見てみてくださいね。
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スクール日程&進捗状況
(新宿本校の平日コース日程と進捗状況です)
不動産投資スクール |
11/14 vol.11 保有物件の管理
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株式投資スクール |
11/15 vol.12 定性分析
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外貨投資・FXスクール |
11/9 vol.12 テクニカル分析(オシレーター系2)
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お金の教養スクール |
11/10 Vol.F(7) 賢い保険の入り方・見直し方
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セミナー案内
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全国で毎月3,000名が参加する「お金の教養講座」では、”毎日の家計管理”や”将来かかるお金の準備”などの具体的な取り組み方。 また、将来収入を増やすための効率的な…
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身近なようで身近ではない年金。その仕組みを知ることは、将来受給時に損をしない為にも必須の知識です。会社員のあなたでしたら、毎月会社が給与から社会保険料を自動に…
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お金を生む情報を誰よりも先につかむ経済新聞には未来の市場を動かすニュースがある。わずか160円。日本を代表する経済新聞である日経新聞の1部あたりの値段です。この…
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成長企業を見つける1つの有効な方法とは?日本の全上場企業の数、約3,500社。私たち個人投資家は、その全ての銘柄を投資対象とすることができます…
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[第12話](その1)僕は、なんと答えていいかわからなかったから、そのまま話を続けた。「その頃、僕は、沢山の本を読んでいました。成功した実業家が書いたビジネス書や自己啓発書といわれる類いのものです。IT業界で成功した実業家の本から、屋台のラーメン屋から一代で成り上がったような人の本まで。でも、それは特に、ためにはなりませんでした。どの書籍も書いてあることは結局同じだったのです。“とにかく、早くやることだ”と」 |
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「はい、それともうひとつ、成功する秘訣として書かれていたことは、仕事は好きなことをやるべきだ、ということでした。でも、僕には、時間を忘れて没頭できるほど好きなことが何もありませんでした。だから、僕は就職してから中堅と言われるような年齢になるまで、独立して成功することは夢ではあるけれど、何もできずに日々に不満を抱えつつ過ごしていました。普通のサラリーマンと同じでした」
「好きなことをやれ、というのは、事業を始めると、生活がそれ一色になってしまうからだよ。とても、好きじゃなければやってられない。でも、君は好きなことをすでに仕事にしてただろう?」
「何がですか?」
「お金だよ。お金が好きだから、銀行に勤めていたんだろう?」
「……はは、たしかにそうかもしれませんね。さっきは話しませんでしたが、僕の父は普通のサラリーマンでしたが、僕が高校生の頃にリストラに遭いました。
その後、再就職はできましたが、収入は減ったため、家計はとても苦しくなりました。僕の本当の希望は、都会の大学に入学して、ひとり暮らしをすることでしたが、でも結局、地元の国立大学に入ることにしました。家から二時間かけて、この街まで通っていましたよ。
だから、お金には人よりも執着していたかもしれませんね。できることなら、人よりも多くお金を稼ぎたいと大学の頃から思っていました」
老人はそこまで聞き終わると、僕に問いかけた。
「私の人生においても、お金は重要な意味を持っていた。私の人生の大半は、お金の性質を知るために費やされたといっても過言じゃない。さっき言いかけた話だが、物事にはふたつの面があるということを覚えておいて欲しい。それは、何事もだ。もちろん、お金も例外じゃない。裏と表。エースとジョーカー。私たちが見るのは常に一面だけだが、その裏面には、その逆の意味がある。
お金が持つ裏と表の意味を正確に読み解けたら、 君は必ず復活するだろう。
君のお父さんは不幸にも、定職を失った。そのせいで、君はお金のことを真剣に考えるようになったんだ。お金のことを考えることは決して悪いことじゃない。お金持ちになる人間が考える本当のリスクってなんだと思う?」(続きは次回のWeekly通信で)
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