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「会社に縛られず自由に生きたい!」と願うあなたへ。「あぁ…明日は月曜日か… 会社に行きたくないなぁ……」 日曜日の夜、サザエさんのエンディング曲が流れると、このような気持ちになる方、多いのではないでしょうか? サラリーマンという生き方は、安定した一つの選択肢ではありますが、 そんな「会社に縛られず自由に生きたい!」という願いを不動産投資で叶え、 「自分の不動産投資の目標が明確になった!」 過去に受講した方々からの、そんな呼び声の高い講座が 37歳での独立までのリアルな道のりと 「サラリーマン引退」。 あなたも、そんな夢を現実にして
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不動産投資スクール |
12/12 vol.15 出口戦略と資産拡大
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株式投資スクール |
1/9 vol.1 株式投資の「3つの基本」
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外貨投資・FXスクール |
1/9 vol.1 FXの魅力と全体像
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12/22 Vol.I(9) ライフプランとマネープラン
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セミナー案内
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全国で毎月3,000名が参加する「お金の教養講座」では、”毎日の家計管理”や”将来かかるお金の準備”などの具体的な取り組み方。 また、将来収入を増やすための効率的な…
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学校で「お金のこと」は教えてくれません。ご家庭で、子どもにいくら「おこづかい」をあげればいいのか悩まれている保護者の方も多いと思います。昨今では、子ども同士の……
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日々のチャートチェックと業績チェックを組み合わせて、より確実な利益につなげていく実践型のトレーニング講座です。株式投資を勉強していてこんな風に思ったことは…
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「まずは、家計簿をつけてみたけど、この先なにしたらいいかわからない」
「毎月、家計簿をつけているだけで貯金は全然増えない」 家計簿を記入するだけなっていませんか?…
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[第14話](その2)お前は、日本でなぜフランス料理屋が高いか知っているか? 同じヨーロッパ圏のイタリア料理やスペイン料理と使う食材が大きく違うわけじゃないのに、それらより高めの値段設定ができるのは、やはり、いまだにフランス料理のブランドカが強いからだろう。フランス料理の価値を認め、より多くのお金を払う人間がいるといった方がわかりやすいかもしれない。飲食業は最も低い投資額でブランド商売を作ることができる。服や電化製品のような大きな工場は必要ない。必要なものは鍋や釜、包丁を操る腕とコンセプトの三つだけだ」 |
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「包丁を操る腕は? 僕らがこれから修行するのか?」
「それは心当たりがある。心配しなくても最高の人材が用意できるはずだ。それから日本食のなかでも、おにぎりを選んだのも、一度、レシピを作って、制作行程を仕組み化できれば、回転寿司チェーンみたいに職人は沢山必要ないからなんだ。まずは、そいつひとりで大丈夫だと思う。俺はこの商売は絶対にアメリカで当たると確信している。むしろ、日本での高級おにぎりの展開の方が難しいだろう。だが、俺はビジネスの成功の秘訣を沢山の起業家を見て知っている」
「それはなんだ?」
「何をやるか?じゃない、誰とやるか?だ。ビジネスパートナーとして、俺はお前とやりたいんだ」
そこから、大谷はまくしたてるように、このビジネスに懸ける思いと勝算、そして僕を選んだ理由を並べたてた。このあたりもアメリカ仕込みなのだろう。褒められて悪い気がする人間はいない。
そして、最後にこうつけ加えた。
「つまりは、勝つ為にお前に声をかけにきたんだ」
「それは銀行員である僕という意味なのか……、それとも……」
大谷はもったいぶって、十分に時間をあけて答えた。
「もちろん、努力家のビジネスパートナーであるお前という意味さ」
「わかった。大谷が思いつきでやろうとしていないこともわかった。それにお前が何かやるなら、きっと成功するだろう。お前はそういう星の下に生まれてる気がする。だが、このことは一旦考えさせてくれ」
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老人は複雑な表情で僕の話をずっと聞いていた。この老人が、この時の僕を見たら、なんと言っただろう。この大谷という口のうまい男の話に乗ろうとしている僕を止めただろうか? それは誰にもわからない。ただ、この時の僕はようやくチャンスが巡ってきたという気持ちだった。 それは、銀行で退屈な仕事をしながらずっと待っていたチャンスだった。
「ところで、エースケ。俺が一度だけお前にテストで負けそうになった時のこと覚えているか?」
「ああ、覚えてるよ。二年の秋だった。お前は、バスケ部の練習で夏休みは、ほぼつぶれていたからな。こっちとしてはお前に勝つチャンスだった」
「そうだったな。俺もほとんど準備してなかったから、負けるかもしれないと思っていたよ」
「でも、お前は僕に勝った」
「ははは、もう時効だから正直に言うけど、あの時、純粋な実力だったら、お前の勝ちだったよ」
「ん? どういうことだ? ……カンニングか?」
「ははは。そういうことさ。要領の良さは昔からさ」
それを聞いても僕は不思議と腹はたたなかった。むしろ、そんなパートナーに対して、僕にはない逞しさを感じて頼もしく感じた。
僕の心は半分決まっていた。(続きは次回のWeekly通信で)
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