人生の値段
年間1万人以上の方が講座に参加され、
たくさんの方に経済的問題点の相談をうける機会の多い私が、
一番悩んでいたこと。
それは、その場で解決作を出すのが難しいということ。
たとえば、懇親会などでお会いした方からの質問で多いのが
「いまはどんな資産運用がオススメですか?」
というもの。
考えに考えてでてきたその答えは、
「人により合うもの、あわないもの、があるので、
資産状況や年齢、そして得意不得意、で選んでみましょう」
というなんとも曖昧な答えでした。。
私の考えとして、
どんな投資でも、そして投資ではなく貯金だけでも、
得意不得意があり、それぞれの分野で成功している人がいる。
その理由を考えると、どんな投資でもいいと思っています。
仕事も同じで、医者がいい、ITがいい、などと言っても、
その分野で、うまくいってる人、いってない人がいるのと同じで、
お金についても全く同じだと思うのです。
そんな様々なパターンを整理して、考えているものを、
5年前からお世話になっている大和書房の編集者さんとお話したところ
「将来のお金について不安に持っている人が多い今の時代、
みんなが求めていることで、方向性が明確になるので、本にしましょう」
ということになりました。
でも、それは2年近く前のこと。。
なんどもなんども打ち合わせをする上で、
私自身の考えもどんどんクリアになっていき、
人生80年間を経済的な面から俯瞰した内容にまとまりました。
そのタイトル「人生の値段」。
お金の知性が、私たちのライフスタイルに直結しやすくなってる今、
大切な知性になると思います。
私はまず、身内と仲の良い友人に配ったほどで、
家庭に一冊、共有して読んでいただきたい良い本なので、
ぜひ読んでいただきたいと思います。