人生とお金を、アップデートしよう。

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明けましておめでとうございます。
ファイナンシャルアカデミー代表の泉 正人です。

 

コロナ禍と言われ始めて早2年。

 

生活の変化、人間関係の変化、働き方の変化、移動に関する変化など、
多くの方にとってこの2年は、半ば強制的に「常識」を変化せざるを得なかったのではないかと思います。

 

しかし、このような様々な変化が起ころうとも、なかなか変化しない「常識」もあります。
そのひとつが、子どもの頃から育まれてきた「お金の常識」です。

 

幼い頃から「貯金しなさい。そのお金でマイホームを買って、一生安泰に過ごしなさい。」と言われてきた人は、その言葉が「常識」となり、貯金=善、マイホーム=安泰、という思考から簡単には抜け出せません。

 

コロナ禍の中でもマイホーム需要で住宅価格が値上がりしているというのも、そうした思考の形としての表れと言えるでしょう。

 

30年前の預貯金の金利は、年利7%程度。
10年経てば元本が2倍になるほど収益性が高く、
貯金をするという選択は、将来に備えるという意味でも、資産を増やすという意味でも正しかったのです。

 

しかし今や、マイナス金利時代。
預貯金では10年経ってもほぼ元本が増えないため、
貯金=善という常識から抜け出さなければならない時代になっています。

マイホームも然りです。
年々所得が上がり、かつ不動産価格も堅調に上がっていた30年前であれば、マイホームを買えば資産になるという選択は、確かに正しかったのかもしれません。

しかし、世界各国の所得はこの30年間で大幅に上昇したのに対し、日本はほぼ横ばいで推移しています。
しっかりとした計画と物件の目利き力がないとマイホームを購入することは、むしろリスクとなる時代です。

 

<昔の常識>
所得は、年々上がるのが当たり前

<これからの常識>
スキルを高めないと所得は上がらない

<昔の常識>
老後は、公的年金だけで生活できる

<これからの常識>
公的年金だけでは足りず、自助努力が必要

<昔の常識>
投資はお金がある人がやるもの

<これからの常識>
投資はお金を増やすためにすべての人に不可欠

 

コロナ禍で半ば強制的に変化せざるを得なかった「常識」以外にもこのように時代の流れによって世の中の「常識」は変化しつつあります。

 

そして、多くの人がそうした変化に気づき始めているように感じますが、一方で、子どもの頃から培われた「常識」を否定し、新しい「常識」へとアップデートすることは、決して簡単なことではないのも事実。

変化を受け入れ、行動するには、勇気が必要なのです。

 

ファイナンシャルアカデミーは2022年で、開校20周年を迎えます。

節目の年を迎え、改めて今までを振り返ってみると、いつも、未来を想像しながら、これからの時代に本当に必要な「お金の常識」をまっすぐに伝え続けてきた20年だったように思います。

結果として、想いを込めて作り上げた講座を60万人以上の人が受講し、企業や官公庁、小学生から大学生に至る学校教育の現場でも「お金の教養」を伝える機会に恵まれました。これは本当に嬉しいことです。

 

でも、まだ足りないのです。

 

日本の人口と比較してみると、その数はまだ1%にも届いていません。
そして何より、世の中の収入不安や年金不安の声は年々大きくなるばかりです。
こうした「お金の悩み」が世の中に存在するということは、私たちファイナンシャルアカデミーが「お金の教養」をまだ伝えきれていないということに他なりません。

 

そこで、開校20周年を迎える2022年。

私たちは、より多くの人に「お金の教養」を伝え、「お金の常識」をアップデートしてもらうべくさらなるチャレンジを行っていきます。

 

その第一弾が、この2つの企画です。

『お金の教養フェスティバル2022』
お金について語ったり、学んだりすることが今のように「常識」ではなかった2008年から開催している日本最大級のマネーイベントを、2年ぶりに開催します。

 

今回のテーマは、ズバリ、「人生とお金を、アップデートしよう。」
日本全国、世界各国からでも参加してもらいたいという想いから、初めて、リアル会場とオンライン会場のハイブリット型での開催に挑戦します。
https://www.f-academy.jp/event/220122/

 

『お金の教養講座 2022』
学校で教わる機会がほとんどない「お金」について、気軽に学べる機会を作りたいという想いで、2008年から無料で開催をし、年間3万人以上が参加している私たちの定番講座である「お金の教養講座」。

これまでも随時内容の見直しは行ってきましたが、コロナ禍で激変した今の時代を反映し、今、本当に身につけるべき「お金の教養」が学べる内容に大幅アップデートしました。
https://www.f-academy.jp/school/kyouyousemi.html

 

そして、「お金の常識」の変化に気づき、自分の未来と向き合い、お金について勉強しなければと思いながらも行動を起こす勇気を持てなかった人が、今年こそ一歩を踏み出せるよう、20周年記念の「超お年玉」キャンペーンとして、「20人に1人受講料全額無料」というこれまでにない大規模なキャンペーンを、2022年1月限定で行うこととなりました。

2022年。
今こそ、人生とお金を、アップデートする時です。

 

ファイナンシャルアカデミーに出会ってくれたすべての人が、古い「常識」を捨て、明るく自由な未来を築いていくための「お金の新常識」を身につける、そんな希望にあふれる1年になることを願っています。

ファイナンシャルアカデミー代表 泉 正人

著者プロフィール

泉正人

日本初の商標登録サイトを立ち上げた後、自らの経験から金融経済教育の必要性を感じ、2002年にファイナンシャルアカデミーを創立、代表に就任。身近な生活のお金から、会計、経済、資産運用に至るまで、独自の体系的なカリキュラムを構築。東京・大阪・ニューヨークでスクール運営を行い、義務教育で教わらない「お金の教養」を伝えることを通じ、より多くの人に真に豊かでゆとりある人生を送ってもらうための金融経済教育の定着を目指している。

『お金原論』(東洋経済新報社)、『お金の教養』(大和書房)、『仕組み仕事術』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)など著書は30冊累計130万部を超え、韓国、台湾、中国で翻訳版も発売されている。

ファイナンシャルアカデミーグループ代表。
泉自身が講師を務める月額動画コンテンツ
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