「見えないリスク」への予想以上の反響
今秋から開講となる「定年後設計スクール」。
7月20日から、その体験講座の案内受付を開始したところ、事前受付であるにも関わらず、この1週間で予想を遥かに凌ぐ予約がありました。多くの人が定年後の生活設計に不安を持っていることは感じていましたが、その予想をさらに裏切るほどの反響の大きさに、私自身も正直、驚いています。
今、「定年後設計スクール」は、カリキュラム制作の佳境に入っています。
1つのスクールを開講するためのカリキュラム制作には、約1年の時間がかかります。各分野の専門家やカリキュラム制作メンバーと何度も議論を重ねながら作っていくのですが、「定年後設計」を知れば知るほど、誰もに不可欠なスキルだと深く感じるようになっています。
知っていれば回避できる未来のリスクを、知らないだけで対策が遅れる。
ただ「知らない」ということだけが原因で、リスクが現実化してしまう時代。
見える化できれば恐れる必要のないリスクなのに、見えないゆえに不安がつきまとう。
ただ「見えない」ということだけが原因で、常に不安から解放されない時代。
こうしたことを感じていながら、答えが見えない。
解決する具体的方法が見つからない。
そういった人がこんなにもたくさんいるのだ、ということを肌で感じた1週間でした。
先日、大ベストセラーになった「下流老人」の著者の藤田孝典さんとお話する機会がありました。
藤田さんが行っている生活困窮者支援の中での相談実例など伺うと、ちょっとしたことで、順調だった人生が大きく崩れてしまう人がたくさんいるそうなのです。
そのケースとして多いのが、病気や事故で想定外の出費がかさみ、収入が激減し、貯蓄がなくなる、ということ。当然、病気や事故は誰もが予測できないものなので、突然の事態に対応できる対策をとっておく必要があります。自分は健康だから大丈夫という考えよりも、自分は健康だけれど万が一のことを考えて対策をとっておこう!と考え、保険加入や副収入を作るなどの対策をとれるのとでは、未来のリスクは大きく変わってきます。
生活、住まい、年金、医療費、相続、介護。
「定年後設計スクール」は、定年後の人生に必要な知識とスキルのすべてを、全24回で学ぶ、これまで世の中になかったスクールです。1年間かけて準備した教科書に加え、講師にも分野ごとに多くの著書や相談事例をもつ、第一線で活躍する人を揃えています。
50代のうちに定年後のリアルを知り、その対策を考えることは、20年、30年と続く定年後の人生を劇的に変える力を秘めています。このスクールを世に出せることは、一人ひとりの受講生にとっても、日本の社会にとっても、とても重要な役割を果たせると感じています。
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