「どうですか。完成しました!」
「ひとつのアート作品のようにカッコよくて、素敵で、『やった!』と思いました。」
「昔、美術をやっていたときの感覚に近くてたくさん作ったパーツをひとつにまとめ上げて、それが想像通りの形になった瞬間って、すごい快感なんです!」(笑)
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この丸太の「オブジェ」を手がけたのは、スタッフの森さん。ファイナンシャルアカデミーWebメディア「マネラボ」掲載中の『お金の学校の社員がガチで100円投資に挑戦したらこうなった。』の作者でもあります。
完成したオブジェの前で質問に答えてくれました。
ブログ班:ファイナンシャルアカデミー丸の内本校完成時から、「どうして階段の壁にこんな空間があるんだろう?」とずっと気になっていました。
こんなに素敵になるんですね!
竣工当初から階段踊り場の壁には四角い空間が開いていました。
ブログ班:そもそも「丸太」の発想はどこから?
森ちゃん:元のアイデアは、ファイナンシャルアカデミー代表の泉が持っていました。制作を依頼される際に、「丸太に会社の沿革を印字する」というリクエストも。
ブログ班:会社のロゴや文字など、すべて丸太に「彫って」いますよね!つい指で撫でてしまいます。こんな細かい作業、たいへんでしたよね?
森ちゃん:実際、わたしが彫った訳ではないのですが…。「レーザー彫刻」という技術を使っています。
ただ、「レーザー彫刻」業者を探すところから、骨の折れる作業でした。さらに、「レーザー彫刻」をするには丸太のサイズが大き過ぎるとのことで…。
丸太を最適なサイズに整えることから始めなければなりませんでした。
ブログ班:そんな苦労があったんですね。
ロゴなどの大きさや配置がいいな〜と思いました!かなり気を使っていそうな。
森ちゃん:はい!フォントの大きさ、太さなどいくつか案を出し、代表 泉と何度もやりとりしました。
オシャレさ、カッコよさ、キレイさ重視です!特にロゴと「since」の間の空間は、カッコよく見えるように気を使っています。
ただ、それが会社のブランディングに貢献できるものかどうか、常に自問自答しました。単に「オシャレ、カッコイイ、キレイ」なだけにならないように。
クリエイティブチームの浅黄さんのお力も借りています。
ブログ班:丸太には割れ目もありますよね。もしや、そのあたりも考慮に入れて丸太を配置したんでしょうか。
森ちゃん:そうなんです!割れ目含めておしゃれに見えたり違和感ないような配置を考えました。実はブロックチェーン大学校「FLOC」の丸太は、あえて割れ目が上に来るようにしています。
そして丸太は、ファイナンシャルアカデミーの歴史を時系列に下から上へ見られるように積み上げられています。同時に、離れてみたときの全体のバランスを見て、大・中・小の丸太を配置するようにしました!
ブログ班:すごい!手間がかかっていますね。丸太を組む作業は、ひとりで?
森ちゃん:力作業は苦手なので…。スタッフの柴さんのお力を借りました!ほぼ柴さんに組んでもらい、わたしは配置を考える役でした。柴さん、ありがとうございます!(笑)
丸太を組む柴さん(後ろ姿)
ブログ班:最後に、この制作を通して感じたことなどを教えてください。
森ちゃん:「ファイナンシャルアカデミーのブランディングを担っている」という気持ちを常に持ち続けることがとても大切だと、あらためて気付ける制作でした。
それが、階段の1スペースであってもです。
ファイナンシャルアカデミーへ来校された方が、丸太のオブジェを見て「細部まで気を使ってブランディングを考えている会社なんだな」と思っていただけたらうれしいです。
当校への信頼や好感を抱いていただけるキッカケになればいいな、と思っています。
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