期間限定で全国に無料で出張授業をおこなう『キャッシュレス時代の小学生のためのお金の授業』の開催校募集が始まりました!(6月30日まで)
イベント詳細はこちらから。
これは、受講生延べ50万人突破を記念した企画、『ニッポン縦断!お金教育改革』の第一弾として開催されます。順次開催される取り組みを通し、ファイナンシャルアカデミーは、社会の急激な変化の中で、いま求められる金融経済教育を提供をします。
第一弾企画『キャッシュレス時代の小学生のためのお金の授業』について、今回の担当者 福田さんに話を聞きました。
ブログ班:今回の取り組みのきっかけは?
福田さん:創立18年目のファイナンシャルアカデミーは、5月についに受講生数延べ50万人を突破しました!50万人もの方に金融経済教育を提供できたことは、すごく嬉しいことです。でも、50万人って日本の全人口と比較すると、わずか0.4%なんですよね。
そこで「すべての人に、金融経済教育を。」というミッションに立ち返り、子ども・女性・企業・個人へのさらなる金融経済教育の普及を考え、今回の取り組みを考えるに至りました。
ブログ班:『ニッポン縦断!お金教育改革』の第一弾として行われる『キャッシュレス時代の小学生のためのお金の授業』は、どういった授業なんでしょうか?
福田さん:小学生が「お金を知るって面白い!楽しい!」と体感できる授業です。最初に、私たちが開発したボードゲーム『ハピプロ』で遊びながら、使う・稼ぐ・貯める・募金する、といった「お金の機能」や「お金との付き合い方」を学び、その後、お金の歴史を知りながら「キャッシュレスに対する理解」を深めていく授業です。
ブログ班:わたしも以前参加したことがあります!たしかに、周りの子どもたちが嬉々としてゲームに熱中していましたね。第一弾として、「キャッシュレス」と「小学生」にフォーカスしたのはなぜでしょうか?
福田さん:授業の際、複数の保護者からキャッシュレスに関する相談をいただいたのが一番のきっかけです。「現金をたくさん持たせるのも怖いけど、だからと言って、カードやスマホでキャッシュレス決済をできるようにしちゃうのもどうなんでしょう?」と。昨年、一度だけキャッシュレスに関するイベントを行なった時も、大変な反響でした。
今後のキャッシュレス社会の担い手であり、キャッシュレス決済と具体的に関わり始める年代でもある小学生の子どもたち。キャッシュレス決済という手段に振り回されることなく、まずはお金の本質を知り、キャッシュレスとも上手に付き合える感性を身につけることは、いま本当に必要なことだと感じます。
子どもたちにとっても身近になりつつある、キャッシュレス決済。
ブログ班:「お金」のことを義務教育で教わる機会がほとんどない中、若いうちから金融経済教育を受けることはたいへん意義のあることですよね。
福田さん:はい。そう思います。特に、今回は日本全国、地域を限定せず開催校を募集します。以前から金融経済教育の地域間格差は気になっており、今回の無料出張授業の取り組みによって、少しでも公平な子どもたちへの教育機会提供につながればうれしいです。
ブログ班:すごい取り組みです!首都圏で生活していると、子どもたちの教育機会があることが「当たり前」だと思ってしまいがちですよね。最後に、メッセージがあればお願いします!
福田さん:キャッシュレス化はもちろん、急速にグローバル化が進む中で「お金と上手に付き合える感性」は、これからの子どもたちにとって欠かすことのできないものです。とは言え、私たち大人もちゃんと学んだことのない「お金」のこと。どう教えたらいいのか迷うのも当然です。
数年前から小学生向け講座の講師をする中で、多くの保護者から「こういうことこそ学校でやってほしい!」という言葉をたくさんいただいてきました。また私自身、10年以上、日本各地で子どもたちの教育に関わってきた経験もあって、住んでいる場所や家庭環境に関わらず、どんな地域の子どもたちにも金融経済教育を提供したい、という想いを常々持っていました。
「全国どこでも無料で授業をやります!」というのは、私たちにとってもかなりチャレンジですが、子どもたちの未来のため、金融経済教育を求める声があれば、その声にしっかりと応えていきたいと思います。
日本全国の小学生たちと一緒に学べることを楽しみにしています!
『キャッシュレス時代の小学生のためのお金の授業』の詳しい内容は、こちらから。
https://www.f-academy.jp/event/190606/
応募締め切り:2019年6月30日(日)まで