「ショムニ」
この単語を聞いて、1998年にスタートし、フジテレビ系列で放送されたテレビドラマシリーズを思い浮かべた方も多いはず。原作である同名コミック『ショムニ』も、人気を博しました。
ドラマでは、満帆商事の総務部 庶務二課(通称ショムニ)で繰り広げられる女子社員たちの活躍が描かれました。
総務部という一見「目立ちにくい」部署にいる女子社員たちが、結果的に会社のピンチを救ったり、良い方向へ導いたりする意外性あるストーリー。これが人気の理由のひとつなのかもしれません。
そしてファイナンシャルアカデミーでも、「ショムニ」があります。
ファイナンシャルアカデミーでは、毎日スタッフが交代でおこなう、15分間の社内美化清掃を通称「ショムニ」と呼んでいます。
そして、たった15分の「ショムニ」が、実はファイナンシャルアカデミーでも大切な役割を担っています。
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今回、丸の内本校の「ショムニ」の運営担当をする赤塚さんに話を聞きました。
––––––丸の内本校へ、引っ越してから「ショムニ」をする範囲が広がりました。
赤塚さん:そうですね。オフィスと丸の内vacans、2つのフロアーをカバーするために、1回の「ショムニ」人数を2名から3名に増やしました。
––––––3名になるとシフト組みがたいへんそうですね。気をつけている点があれば教えてください。
赤塚さん:気をつけている点は、毎回同じスタッフ同士が「ショムニ」当番にならないようにすることですね。
「ショムニ」を「社内間交流」のひとつと考えています。日々の業務では話す機会が少ないスタッフ同士が、「ショムニ」を通して話すキッカケができればうれしいなと思っています。
––––––そうなんですね!そんな風に「ショムニ」を捉えたことがなかったので、新鮮です。
「ショムニ」でキレイにする場所、チェックするポイントなどは、どうやって決めているんでしょうか。
赤塚さん:「ショムニ」で掃除やチェックをするポイントは、ファイナンシャルアカデミーの「ブランディング」を意識して決めています。
––––––ブランディングまで!「ショムニ」って、そこまで意識して実施されているんですね。
赤塚さん:総務みんなと相談しつつ、「効果的にファイナンシャルアカデミーの『ブランド』を来校者が体感できる空間にするには、どこをキレイにすべきか」、という視点でポイントを決めています。
––––––なるほど!だから、「ショムニ」マニュアルも写真が多く、空間の「あるべき姿」が誰でも理解できるようになっているんですね!
赤塚さん:そうなんです。これは、新宿校など他の教室でも同じです。ビジュアルによって、ファイナンシャルアカデミーという空間のブランディングをスタッフに伝えられるように工夫しました。
––––––「ショムニ」によってキレイになった場所を、スタッフに意識してもらう。それが、ファイナンシャルアカデミーのブランディングに直結するんですね。
赤塚さん:そうなんです。今では、「ショムニ」当番でなくても、スタッフが自ら進んで掃除をしたり、イスを整理したりする姿をよく見るようになりました。
スタッフの「意識」の変化を感じ、ひとりでコッソリと感動しています。(笑)
––––––まさに「15分間の意識改革」ですね!
赤塚さん:スタッフ全員の美化意識が向上したことで、オフィスがとっても綺麗になりました。朝一番に出社した時に、机の上に何も置かれていないキレイなデスクが広がっていると「今日も1日頑張ろう!」って気持ちになります。
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